――「着想ノート」+「チョキペタ」で差をつける勉強法

すうがくパパ
こんにちは、すうがくパパです。
数学の実力をグンと伸ばしたい受験生に向けて、今回は「着想ノートの効果的な使い方」を紹介します。
特に、「チョキペタ」式の学習法を組み合わせると、ぐっと記憶にも定着します。
Contents
チョキペタって何?
受験生のみなさんは、学校や塾のプリント、市販のドリル、模擬試験、過去問、、と色々な教材で問題を解いているはず。そのうち、復習したい問題を探すのが大変になってきますよね。
「チョキペタ」は、
必要な問題のページ(のコピー)だけ切って貼って、自分専用のノートをつくる勉強法のこと。
ルーズリーフを使い、数式問題、関数、平面図形、立体図形、場合の数・確率、といった単元別に仕切るのがおススメです。
私のムスコ(2025年現在:高校1年生)も受験期にこの方法を実践し、最終的には70~80題の「チョキペタノート」ができました。
「チョキペタノート」は、作るときはちょっと大変ですが、
- 必要な問題だけにしぼって復習できるから、効率がよい
- 貼って整理することで、記憶にも残りやすい
- 自分だけのノートになるので、やる気も持続する
ということで、忙しい受験直前はとても効果的でしたね。

着想ノートも「チョキペタ」しよう!
私はnoteで「着想ノート」を公開していますが、チョキペタしやすいよう、1問ごとに「問題+解答」と「解説」を別ページにしてあります。
「実践!着想トレーニング」シリーズ(因数分解編、関数編)にサンプルページを掲載していますので、ぜひご覧ください!
着想ノートの効果的な使い方(6ステップ)
① まずは「問題+解答」ページだけを印刷!✅
最初から全部印刷しなくてOK!
まずは「問題+解答」のページだけを印刷して、実際に問題を解いてみましょう。
② 答え合わせをして、実力をチェック✨
自分でしっかり考えてから、解答欄で確認。
「合ってた!」「惜しかった!」など、リアルな実力が見えてきます。
③ 解説ページを読んで、考え方をマスター💡
間違えた問題、ちょっとモヤっとした問題については、解説ページを追加印刷。
【着想のポイント】を読むことで、「どうやって考え始めればいいのか」が見えてきます。
④ くり返したい問題を「チョキペタ」!✂️
「これは大事!」「次は解けるようになりたい!」という問題については、
問題・解答・解説をセットでノートやルーズリーフにチョキチョキ貼り付けましょう。
⑤ 他の教材もまとめてチョキペタ!✂️
着想ノートだけじゃなく、
- 模擬試験
- 過去問
- 市販の問題集
などからも、「これはもう一度やるべき!」という問題を見つけたら、同じようにチョキペタ!
→ 自分だけの「重要問題集」が完成します!
⑥ 何回も解いて、確実に身につける!🔁
私の息子は、冬休み以降「チョキペタ」ノートの問題を毎日5題ずつ、3回ずつ解き直していました。
そのおかげで、受験本番では落ち着いて問題に取り組めたと思います。
受験勉強は「自分で選ぶ」時代へ
たくさんの問題をやみくもに解くよりも、
「どの問題を、どうくり返すか」が大事です。
「着想ノート」+「チョキペタ」で、
自分だけのオリジナル問題集をつくって、ライバルに差をつけよう!